南徳って実際どうなの?
という声に応え、実際に働く職員へインタビュー!
南徳のリアルをお届けしますので、ぜひ最後までご覧ください!
実は初期研修南徳なんですよね??
私の医者人生は、ここ南部徳洲会病院の初期研修医からスタートしていて、出身は沖縄ではないですけどこの地域に医者としては育ててもらった感覚がとても強いです。
そこに恩返ししたいなっていう思いがとてもあって、それで僕は今こういう院長という仕事をさせてもらっています。
院長として大切にしていることは?
よく朝の会とかで皆さんにお願いするのは、やっぱり目の前の患者さんに対して何ができるかを一生懸命考えて、とにかく手を差し伸べることを心がけようというのは、常に言ってはいるんですよね。
私自身、緩和ケアの経験が長かったので、一見何もできないと思っても、何かしてあげることは必ずあるのでその視点を大切にするように心がけています。
あとは患者さんに常に優しく優しく接するというのをイメージしようというお話をよくするんですけどね。
かつ、一生懸命やるということが医者の一番大事なところだし、あとは徳洲会なので断らない医療というのを大事にしているところがありますが、例えば今回、世界中で流行したコロナの時の話です。
当時病院の中は、どうしようもないくらい患者さんがいっぱいになって、ベッドもいっぱいで、でも、それを理由に患者さんを断ることは止めよう。
絶対に何か何かできるはず。
来てもらえれば絶対に何かできるはずだ、患者さんを門前払いにするかのようなことは絶対にしないように。
何かあった時には「必ず来てください」と患者さんにいつも言うんですけど、南徳はいつでも必ず対応します。
そこを患者さんに安心していただくというのは常に意識もしているし、職員の皆さんにもお願いしているポイントです。
院長も多く現場に出る理由は?
徳洲会の理事長が言うんですけど、院長は他の職員よりも2倍、3倍多く働き「覚悟」を見せて、それで職員たちを引っ張っていってくださいということをよく言うんですよね。
決して院長だからって院長室にふんぞり返って、そんなことは絶対に許されません。
むしろ自分が率先して動いて、誰よりも頑張っているリーダーでいることで、それがみんなのためにもなるし、みんなで同じ方向を向いて進みたいと思っています。
患者さんは、主治医の先生の治療を受けるしかないわけですから、この主治医で良かったって思ってもらえるようになるにはどうしたらいいかとか、医療人としてどうあるべきかとか、徳洲会の理念の下に考えてお話しする場面は多いです。
今後、病院が目指す姿は?
先進的なガン治療とか、放射線治療とか、それからロボット手術が最新のもの、南徳でしかできないものもどんどんやっていきたいと考えています。
それとは別に、やっぱり地域の皆さんが困ったときには「この病院に行けば何とかしてもらえる、必ず受け入れてもらえる」というスタイルは絶対崩したくないなというふうに思っていて、そのために病院の中で上手に部門分けとか、患者さんに応じて柔軟に対応できるような、そういう病院を目指していきたいです。
そういう病院を地域の皆さんから期待されていると思うし、それが結果的に地域の皆さんへの信頼につながると考えています。
困ったときはうちの病院にみんな足を運んだら”何とかしてくれる。”それはこれからもそういう姿勢を崩さずにいきたいなと思っています。
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